実施内容詳細 | どんぐりひろばプロジェクト・プロジェクト編

実施内容詳細

PROJECT A
 愛知万博の期間中、プロジェクト全体のメイン会場となるどんぐりひろばを2ヶ所(金山・古渡南部、新栄・宮出町)設定する。プロジェクト全体の概要を説明する案内パネルを展示するとともに、プロジェクトが実施されているどんぐりひろばの分布を示す地図を市民に配布する。
また、下記のプロジェクトに参加するアーティストらが集まって、市民とともにその主旨を分かち合うイベントを数回実施する。

PROJECT B
 重点的なプロジェクトを行うどんぐりひろばを50ヶ所程度設定する。ここでは、アーティストや名古屋建築会議のメンバーらがインスタレーションや工作物を作成し展示を行う。作品はそれぞれの地域の生活に密着したものとし、子供を含む地域の人々が作品に触れたり、この場を利用することによって、どんぐりひろばの存在を改めて考え直すきっかけとなる。また、各アーティストが独自に各会場において作品を使ったイベントを行う。

PROJECT C
 名古屋市内に点在するどんぐりひろば497カ所すべてにおいて、クローバーの種子をまき、全てを合計すると愛知万博瀬戸会場の面積に匹敵する面積を緑化することができる。日常的に使われることが少なく、地域の中で忘れ去られた貴重な空地を再生する。また、万博に参加する国の国旗を掲げたり、その国の遊びを体験するイベントを開催することで、万博会場だけではない万博と地域の関係を見直す契機とする。

PROJECT D
 上記のプロジェクトを総覧できる地図及びプロジェクトの主旨を説明するパンフレットを作成する。この地図は名古屋市が企画する「N-expo City シンフォニー」の協力を得て、名古屋市内の各所に置き、プロジェクトの広告とする。これはまた、市内の主要な観光地や散歩ルートなどを包含したルートで、どんぐりひろばを巡回できるものとして、万博来訪者が会場だけではなく、名古屋市内を楽しめるものとなることを意図している。