■ぎんなんひろば
■提案者
武藤隆/名古屋建築会議・NAC
■提案の場所
000.幼児・児童が遊ばなくなったどんぐりひろば
000.老人が多くいるどんぐりひろば
■提案の概要
少子高齢化に伴い、「どんぐりひろば」で遊ぶ幼児・児童を見かけることはほとんどない。
一方、寂しそうに「どんぐりひろば」に1人佇む老人を見かけることも事実。
ならば、一部の「どんぐりひろば」を幼児・児童のものだけではなく、
老人のためのものにしてしまえばよい。
名付けて、「ぎんなんひろば」
どんぐりひろばの黄色い柵が、時間の経過とともに
ぎんなん色に変化していることも手伝って、
改修するのは、全ての痛んだ遊具を撤去し、
手摺・ベンチ・スツール類を増設するのみ。
都心に暮らす近隣老人のための日常的なサロンともなり、
喫茶店文化になじんだ名古屋の老人たちが、
そこで談笑する風景は想像に難くない。